iDempiereの標準機能では、受注伝票で見積もりも行います。見積もりが正式受注に至った場合は、見積もりをそのまま受注伝票として使用する事ができるので、合理的と言えば合理的なのですが、日本では見積もりを複数回行うのはよくある事ですし、見積もりのデータは受注データとは別に残しておきたいのではないでしょうか?
そこでJPiereでは、見積専用の伝票を作成し、見積もりを受注伝票から分離できるようにしました。そして、見積もりから受注伝票を作成する事ができる、各種便利なツールも用意しています。
見積伝票(全項目)画面
見積伝票タブ
見積伝票明細タブ
税額計算タブ
カスタマイズ情報
追加テーブル
- JP_Estimation … 見積伝票ヘッダテーブル
- JP_EstimationLine … 見積伝票明細テーブル
- JP_EstimationTax … 見積伝票の税額計算テーブル
追加クラス
- MEstimation(X_JP_Estimation/I_JP_Estimation)
- MEstimationLine(X_JP_EstimationLine/I_JP_EstimationLine)
- MEstimationTax(X_JP_EstimationTax/I_JP_EstimationTax)
- Doc_JPEstimation
- JPiereEstimationCallout
追加ベース伝票タイプ
- JPE … 見積専用伝票
追加ダイナミックバリデーション
- JP C_DocType Estimation