オープンソースのERP iDempiereには、登録したデータを承認するワークフロー(WF)を構築できるようになっています。そのその承認をする画面も用意されているのですが、少し使いにく所があるので、同等の機能を検索ウィンドウを使って作成しました。
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未処理WFアクティビティー検索ウィンドウの使い方
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WF区分 [WF Type]
WF区分は、ワークフローの対象となったデータを区分します。
検索ウィンドウの設定
WFを承認する検索ウィンドウは、WFアクティビティー(AD_WF_Activity)テーブルを中心に、承認対象となったレコードの情報を取得するためのJP_WF_Activity_TablesビューとWFノード(AD_WF_Node)テーブルから成ります。
JP_WF_Activity_Tablesビュー
JP_WF_Activity_Tablesビューは、ワークフローでの承認対象となっているレコードの情報を表示するためのビューです。このビューは、ワークフローの設定に応じて、自由にカスタマイズして使用する事を想定しています。
JPiereの初期設定では、下記のテーブルに承認ワークフローが設定されている事を想定した設定にしています。
- 見積伝票
- 受注伝票
- 発注伝票
- 売上請求伝票
- 仕入請求伝票
- 取引先マスタ
JP_WF_Activity_Tablesビューは上記伝票の主要な情報をUNIONを使って1つのビューにしているだけですので、ワークフローを使用する際には、使用するワークフローのテーブルを追加したり、使用しないワークフローのテーブルは削除するなどして、適切なビューに作り変えて活用して下さい。
◆WF区分 [WF Type]
WF区分は、ワークフローの対象となったデータを区分します。