iDempiereの標準機能では販売地域のマスタは階層構造化して管理できるようにはなっていませんが、JPiereでは販売地域マスタを階層構造化して管理できるようにしました。
JPiereの標準設定では3階層としていますが、テーブルを追加する事により何階層にでもできるように拡張性を持たせています。
この事により、より細かく販売地域を設定しミクロ的なデータ分析と、各階層レベルで合計する事によるマクロ的なデータ分析の両方を行う事ができます。
販売地域階層のテーブル関係
追加テーブル
JP_SalesRegionL1
JP_SalesRegionL1テーブルは、iDempiere標準の販売地域(C_SalesRegion)を束ねるためのテーブルです。テーブル名称はSales Region Level1(販売地域階層レベル1)の意味です。
JP_SalesRegionL1_Trl
JP_SalesRegionL1の翻訳テーブルです。
JP_SalesRegionL2
JP_SalesRegionL2テーブルは、JP_SalesRegionL1を束ねるためのテーブルです。テーブル名称はSales Region Level2(販売地域階層レベル2)の意味です。
JP_SalesRegionL2_Trl
JP_ProductCategoryL2の翻訳テーブルです。