dfコマンドを実行すると、ファイルシステムごとのディスクの使用量や使用割合、空き容量などを知ることができます。
例えば、Google Compute Engine上にあるCentOS7で、df -h と実行すると次のように表示されます。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 10G 3.1G 7.0G 31% /
devtmpfs 1.9G 0 1.9G 0% /dev
tmpfs 1.9G 4.0K 1.9G 1% /dev/shm
tmpfs 1.9G 8.3M 1.8G 1% /run
tmpfs 1.9G 0 1.9G 0% /sys/fs/cgroup
Filesystem(ファイルシステム)
◆dev/sda1
Linuxでは接続されたデバイスは/dev以下にデバイスファイルとして配置される。/dev/sda1はSCSIタイプHDDその1ということ。
◆tmpfs
メモリ上でファイル管理できる仕組み。メモリ上でファイル管理できるので早いが、サーバーをシャットダウンするとデータは消える。
Size(サイズ)
ディスク容量
Used(使用量)
ディスクの使用量
Avail(空き容量)
ディスクの空き容量(使用可能量)
Use%(使用量%)
ディスクの使用量%
dfコマンドのオプション
--help
ヘルプ表示。
-a
ダミーファイルを含めすべてのファイルシステムの情報を表示。
-h
ディスク容量が読みやすいように単位をつけて表示。
-l
ローカルファイルシステムのみを表示。